ものすごい映画でした。
こんにちは。
夏ですね。
花火大会、夏祭り、高校野球。
もうすぐオリンピックも始まります。
みなさまいかがお過ごしですか。
映画「あんのこと」
想像以上にものすごい映画でした。
何がものすごいって、とにかく救いがなかったんです
夢も救いもハッピーエンドもなし
これが「事実に基づいた作品」・・・
やっとのことで、うまくいきそうになってきたのに
いろんなことがそれを阻む、阻み続ける
掴みかけた一筋の光が、自分以外の理由である日突然閉ざされる
現実って残酷で厳しいですね
窓の外に見えるブルーインパルスの編隊飛行
そうか、あの時の話なのか・・・
救いがない=良い作品ではない
ということではありません。観て良かったです
商業的に大きなヒットを望めない題材ということを承知の上で
あえて作った製作者のこだわりや意思を感じました
(でも大ヒットしているみたいです)
あんを演じるのは、ドラマ「不適切にもほどがある」で
ヤンキーの女の子役だった河合優実さん
家庭内暴力・売春・薬物依存・・・
壮絶な人生を生きる少女を、見事に演じ切っていらっしゃいました
佐藤二朗さん、稲垣吾郎くんもよかったな
上映している映画館は多くはないけれど
まだやってます
そのうち配信されると思いますが
お近くに上映館があれば、劇場でご覧になることをオススメします
とにかく
ひさしぶりに腑を抉られる作品に出会ったので
ご報告させていただきました
7/21 2024 K wrote